北海道西海岸 鰊番屋全記録1976ー79年
このサイトについて
撮影地一覧(地図)
下の地域名のリンクから写真一覧と詳細へ
檜山・渡島支庁
後志支庁
石狩支庁
留萌支庁
宗谷支庁
檜山・渡島支庁/撮影一覧
サムネール上の番屋名(など)をクリックすると個別ページが開きます



笹浪家住宅
【檜山郡上ノ国町字上ノ国】1977年撮影
建設年:江戸期
建築形式:木造・切妻・平入・平屋
規模:193.3平方メートル
*鰊漁網元の住まい、番屋は漁場に独立して建っていた。北海道西海岸に現存する最古の民家建築。平成4年国指定重要文化財



光成家住宅
【爾志郡乙部町】1977年撮影
建設年:明治中期
建築形式:木造・切妻・妻入・二階建
規模:不明
*鰊漁網元の住いとして建てられたもの。番屋部分は別棟として建てられた。江差にある回船問屋の商家建築と良く似ている。



ハネダシ
【爾志郡熊石町】1977年撮影
建設年:明治20年頃
建築形式:木造
規模:不明
*製品倉に使われた高床倉庫のハネダシはこの地方にたくさんあったというが、撮影時点ではこれ以外には乙部町の2棟のみになっていた。



初午/大漁祈願
【久遠郡せたな町北檜山区新成】1977年撮影
新成の漁師の間では、鰊漁全盛期の大漁祈願の風習が伝承されていた。顔に塗られたシトギは、浜に鰊が大漁に押し寄せたとき雄がだす精子で海が真っ白になったことを表現している。シトギは大漁の象徴だ。



掲載写真には著作権があります Copyright (c) 2010 Hideo Higuchi All rights reserved